昨日は朝から仕込み。今日から営業開始。
昨日の夜はギターの翔くんが5人の蕎麦会をやってくれた。
彼は伊那谷出身で近所のシャアハウスに住んでいた。
うらぶれた街の長屋のシェアハウスを翔が「東京の別荘」と称した。
それがあまりにも新鮮だったので、詩にしたら、彼が曲をつけた。
昨日は彼が「よろみ村通信」という能登の輪島から発信している小雑誌を
もってきてくれた。奇しくも、それは梅茶翁やときどきいく能登の蕎麦屋
にもおいてある雑誌。ある日、こちらが紹介した「伊那谷の老師」という本から
紡がれた縁がまわりまわってもどってきた感じ。
先日能登から上京する時、伊那谷に眠る後輩の墓参りにいってきた。
昭和57年4月に23歳で召され、風光明媚な墓に眠っている。
生まれる、も奇跡。生きる、も奇跡。一筋縄ではいかないものだ。
輪島はもともと総持寺があった街で、今でも「禅の街」として、世界中から
禅を学びにいろいろな人がやってくる。
その小雑誌にも、「哲」する人たちの禅的な趣のある文章や「能登に生きる」が掲載されていて、なかなかおもしろい。
みんな煩悶しながら、生を謳歌し、泣いたり笑ったりしながら、死に向かって懸命に生きていくる。
明日は日曜日なので16時閉店。それから「蕎麦打ち教室」二階は「満つまめの会」夜は「ゆるゆるヨガ」
明後日は「卵かけごはん」