卵かけごはん と 論語の会

東京は朝から雨。
今週は秋晴れはお預けらしい。

8時から10時までは卵かけごはん。夜は「順受の会」(論語の会)

昨日は「カラスマ料理人」くんが別々に蕎麦を手繰りにきた。
能登の「あおりいか」あたりの話をしたら、あおりいかみたいに目が輝いている。
ふたりとも、弟子はなく、ひとりでお店の厨房を切り盛りしているので、2号店を
能登に出す、もしくは移住する、という決断はしかねている様子。
でも一度足を踏み入れ、食材と環境にふれると、軸足が動くかもなんばん。
彼らと「大人の隠れ小屋」の話で盛り上がった。

「水道も、ガスも電気もなくても生活できるKOYA」

母家のほうはだいぶ整ってきた。やぶれかぶれになった障子を先週修理。
障子を通しての自然光の間接照明は、日本人の宝である。畳に座る文化は、世界に誇る日本の文化。
毎日小便をし、その何倍かの水を流す、大便をし、それのまた何倍かの
水を流す。なんの抵抗もなくそんな暮らしをしているけど、あいつぐ災害でライフラインが
いつどこでとまるかが、予測不可能な時代になった。東京に直下型地震がくる日。みんなトイレはどうする?
食べるもの、でるもの、どちらもパニックやね。

コンポストトイレが完成した。ダイドコで生ごみを肥料にするのをコンポストという。
それを排泄物も同様に発酵させるものをコンポストトイレという。
自分たちの排泄物を、おがくず、もみがら、枯葉などで発酵させ、土に戻し、それを田畑に入れ
野菜をつくる。循環型の手本であり、持続可能な営み、の見本みたいなものができた。
水も電気も使わない。経費節約、環境、イザという時に威力を発揮する。
畑はトイレの隣にあるので、来月はいよいよ畑に鍬を入れることになる。鍬をもってワクワク。

もうひとつ小屋があり、その後ろにも畑がある。
その小屋は、駐車場と農具入れとして使っていたらしい。
もちろん、電気もガスも水道もひいていない。まさに、The Koya。

そこにもうひとつコンポストトイレを置き、手水器でもおいて、手を洗った水を
畑に戻す、というのはどうだろう。一石二鳥。
ガスは使わず、七輪や炭で暖をとる。珈琲党なら、炭火焙煎をする。
出来上がった豆で珈琲を入れ、里山の四季を眺めながら一服。平成の次の時代の「新文人趣味」?
水は、近くに「名水百選」に選ばれた場所があるので、毎日汲みにいけばよい。
さて、電気。風が強いところなので、風力発電を使えば、小屋の灯り、コンポストトイレのあたため、
くらいは余裕ではなかろうか。あと五右衛門風呂があれば、天守閣みたいな小屋ができる。
ごはんや調理やお茶(珈琲)は、ポータブルのガスコンロでできる。コペルニクス的な小屋。
ひと昔前はどこでもそんな暮らしをしてきた。そこまでもどせば、今よりずっと「持続可能な暮らし」
ができるのではなかろうか。

明日は「書の会」

今週金曜日のライブの平魚泳くん家族も、大分の耶馬渓でそんな持続可能な暮らしをしている。

28日(金) 平魚泳とコペコペカナオの一家で里帰りツアー

演奏:平魚泳(唄・笛・ウクレレなど)・コペコペカナオ(唄・ウクレレ・タイコなど)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)

6日(土) 成川正憲ギターライブ

演奏:成川正憲(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)