そんな雑誌がある。昨日スカイツリーの中の本屋で
立ち読みした。これまでは「お抹茶」のことを書いて
いる雑誌だったけど、今回は「煎茶」。
「器局があるところが茶室になる」というのが、新鮮なフレーズだった。
煎茶のほうが、お抹茶より 規則めいたものが少なく 自由ではある。
自由とか即興の妙、というのはジャズみたい。ある意味「アーティスティック」でもある。
器局・・・・煎茶道具を入れて、ピクニックみたいにどこにでもでかけていき、
お茶を入れることができる携帯式の茶箪笥。
器局はさておき、煎茶の場合は、床の間と結界があれば、茶室になる。
床の間は、置き床でもいい。なくてもいいじゃない。軸か書でも飾っておいたら・・・気楽にいこう!
天真庵の二階の床も、ガラスで置き床をつくっている。今は、箒と筆の絵
の軸がかかっている。Mくんが「あげるんじゃないわよ。一か月だけ貸してあげる」
といいながら、なかば半強制的においていったものだ。「能登の寒山拾得美術館にぴったりやね」
というと、「そういわれると思ったので、強調しておくけど、か・す・だ・け」とのこと。
妙心寺の奇僧が描いたものらしい。
外国からの観光客がどんどん増え、中国では「里帰り」現象みたいに、煎茶道具が
土産にされているようで、京都や東京の古道具屋さんから煎茶道具がどんどん海を
超えて行ってる感じ。アジアの人たちが、国境をまたいで、「茶」で仲良くなれるなら、それも
素敵なことだと思う。それよりも、日本人が「ちゃんと、急須でお茶を入れて飲む」
ことがなくなっているのがこわい。麦茶もちゃんとやかんで沸かしたものを冷やすと、おいしいし
栄養もあるけど、Tバッグ、もといTパックみたいな「なん茶って」でことをすますと、素敵な日常茶飯が
台無しになる。「おいしいお茶を喫する なごみの時間」くらいほしいものだ。
少し秋めいてきた、芸術の秋、酒もお茶もうまい秋 なごみの秋
9月はいろいろなライブが目白押上 1
1日(土) 弾き語りシャンソン ライブ
演奏:・上原英里(ヴォーカル&ギター)
19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)
22日(土) ボサノヴァライブ 秋の光
演奏:山本ひかり(歌・ギター)
19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)
28日(金) 平魚泳とコペコペカナオの一家で里帰りツアー
演奏:平魚泳(唄・笛・ウクレレなど)・コペコペカナオ(唄・ウクレレ・タイコなど)
19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲・付き)