蓮月人を待たず

江戸時代の京都に太田垣蓮月という絶世の美人で、書や俳句や陶芸や囲碁にも秀でた才女がいた。
「蓮月椀」といって、彼女が手びねりした茶碗に、自作のワカを釘みたいなんで掘って焼いた
ものは、文人趣味の極みで煎茶人のみならず、人気がある。今世界中で人気の富岡鉄斎の育ての親でもある。
天真庵のショールームにも、いつも飾ってある。トイレに続く廊下にも、彼女が揮毫した和歌が飾ってある。

織田流煎茶道の同心の美人の先生が蕎麦を手繰りにこられた。8月に二階で「お茶のお稽古」をする
打ち合わせをかねて・・。ふと三日前に「かまやさん(並びの古道具屋)に、蓮月碗がおいてますね」と
酒を飲みながらポツリといった銀座の骨董屋のひとりごとを思い出した。ぼく「3万くらいもってる?」
蓮月似の彼女「なんでですか?」ぼく「並びのけったいなお店に、レンゲツがでたらしい」
蓮月尼(かくあげ)「それはみてみたいです」ぼく「よっしゃ、ごいっしょつかまつる」

といって、歩きだしたら、古本屋カフェ準備中のMくんとでくわす。M「昼まっから、美人とふたりで・・」
ぼく「かまやに蓮月をみにいく」 おんな好きのホモを自称のM「あ~ら ついていっていい」
ということで、おかまくんもいっしょに「かまや」へ・・・
Mくんが、主人に間髪をいれずに、アイスクリームを渡したのも功を奏した?のか、いい値段で
蓮月碗が、連月尼に嫁いだ。めでたしめでたし。

夜は「ゆるゆるヨガ」
元気で健康美人の梅林ガールズたちが、月に一度やっている。
ひょんなことから10月の「のて」にいっしょにいくことになった。昨日のブログがすぐに実行に移される。スゴイ。
歳月人を待たず。蓮月も人を待たず。
ノテーと、していたらチャンスや縁はどんどん遠ざかる。命短し恋せよおとめ。だ。

28日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演 ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)
この日は「満月」であることを、ヨガの先生のかすみちゃんに聞いて知る。
素敵な夜になりそうだ。感謝。

今日は16時まで。それから「蕎麦塾」  来月の第一週の日曜日は「そば」「よが」「すし」の三つ巴の会になった。