夏バテ予防に梅シロップ

さすがに30度を超えると、九州産とはいえ、暑い。
毎日、梅シロップに炭酸を入れて、ビールのかわりに飲んでいる。
今年は「ビール断ち」(ときどきつきあいでは飲む)した。少しやせた、と思う。

先週から始めた「夏限定」の「能登そばUFO」も評判がいい。
能登の梅干しと、義経伝説が残る能登の「義馬藻」を「冷やかけ蕎麦」の上にのせる。
梅干しを少しかじり、蕎麦を手繰ると、また不思議な世界へ到達する。

昨日は暑い中、亀戸の骨董屋へいく。途中におそばやさんがあり、お店の前に
瀬戸物の古い植木鉢が並んであり「ご自由にお持ちください」と書いてあった。
遠慮なく3つを持って、踵を返して、お店にもどる。すさまじい汗をかき、腕も
パンパンになった。熱中症にならぬよう「梅シロップソーダ」をゴクリと飲み、
もう一度亀戸まで歩く。20分うらいの道程だけど、さすがに汗ダクになる。

帰りに、件(くだん)のそばやの前を通ると、中の主人と目があったので、
「さきほど、3ついただいて帰りました」と礼をいう。
「遠慮なく、残りももっていってください」といわれ、遠慮なく
みっつもって帰った。なんだか申し訳ないので、
そばみそかなんかで一杯やろうかと、また歩いてそばやへ。

すると、中休み、というか休憩になっていてお店の入り口に「支度中」の看板。
でも中に入り、「本日はけっこうなものをいただきありがとうございました」とお礼をいったら、
「せっかくだから、よかったら、もうひとつもっていってください」というので、いただいて帰った。
棕櫚竹を入れていた植木鉢が、渡辺愛子作の信楽だった。それは、能登の家で水をはって、小鳥の水飲み場に
しようと思っていた。さっそく近くのオリンピックにいって、鹿沼土を買い、いただいた植木鉢に
入れ替えた。滝のような汗をかいたけど、なんとなく、いいひとたちにふれあえて、いい一日だった。
亀有、亀戸・・・亀のつく下町はいい人が多い。日々是好日。