梅仕事人を待たず

昨日の卵かけごはんの時、梅林ガールズがお店にきて
「あ~梅の香りがする~」とひとこと。
「なんでスーパーの梅は香らないし、いつまでも青いのかしら」という話になった。

発酵をおさえて色が変わらない「味噌」や、何か月も腐らないパン、賞味期限をせせら笑う
ごとくの豆腐や牛乳やおにぎりやコンビニのおでん・・・・なんかそんな食品が氾濫してませんか?
「腐る家に住む」なんて特集記事を読んだことがあるが、もたないけど、腐らないような家(マンション)
もあまた。低金利時代なので、手に入りやすくなったけど、ローンが終わるまでもつのかな、その物件?

腐らない家で 腐らないくされ縁の人を 逝くのを待つ

先週能登から捥いで運んできた梅がどんどん成熟していく。梅シロップは、マニュアルだと梅に
楊枝などをつきさして穴をあけて、砂糖とか能登の飴でしこむ。でも今年は穴をあけずにやっているけど、
次の日から発酵がすすんでいい具合だ。「生きている」を感じながら梅仕事を毎日こなしている。
「歳月人を待たず」(陶淵明)というのがあるけど、「梅仕事も人を待たず」だ。

今日も明日も明後日も「梅仕事」。やってみないとわからないことが多いけど、やってみてわかったこと、
の「外」に、もっと大切なメッセージが下りてきていることを感じた。
再現性もなく、理路整然と説明がつかないけど、自然の神様が何かを教えてくれているみたい。
いろいろな手間と無駄もいっぱいでたけど、お金では買えない「大事なこと」がいっぱい。

木曜日は「焙煎教室」。能登のマルガジェラートを食べていた時、「これだ」と直感した
ものをお弟子さまたちに、伝えることにしよう、っと。

「7月のライブ」
16日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE

演奏:大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

28日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演 ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)