能登から梅が飛んできた。

能登の瑞穂にある「梅茶翁」から、昨日第一弾の「梅」がやってきた。
さっそく、大きな笊にあけ、少し熟成させるために干した。梅の淡い香りがただよう。
梅仕事が始まる。ちょうど近くの幼稚園児のママさんがきた。昨年は梅シロップを
Tくんといっしょにつくった。そのTくんが「そろそろ梅がやってくるね。またへたを爪楊枝で
とろうね」といったらしい。ひらがなや足し算ができるようになるのもいいけど、もっと
大切なことがあると痛感。こちらも教えられる。やはり教育には「共育」の要素がないと
いけないね。Tくんは「じゅげむじゅげむ・・・」がマイブーム。

今年の2月の味噌作りは、103人の人が参加した。幼稚園児のママ友の和
もはばをきかせている。子供たちのこころの中にも、それがワダチになっていくのが、いい。
梅仕事は約40人。梅干し、梅シロップ、梅味噌、梅酒・・・100件の家に百種類の
「味」があるのがいい。ヤンママもふるかぶママも、味噌と梅を味方にすると「おふくろの味」を築きあげる。

昨日は「早朝蕎麦打ち」を翔くんがやった。ギタリストで、3度ばかりうちでもライブ
をやってくれた。近所の「ブンカン」で、毎月2回「赤須バー」なるイベントをやっている。
それが松本のバーにも飛び火したらしく、昨日打ったそばは今晩松本のバーで食されることになる。
彼は伊那谷出身。近くの「旧邸」というシャアハウスに住んでいたとき、「東京の別荘」
という詩をぼくが書いて、彼が作曲した。いろいろなライブ会場で歌っているらしい。
♪伊那谷と東京との二股暮らし・・・・そんな詩・・・知らぬ間にこちらも、能登と東京の二股暮らしになった。

来週は「松休み」で九州の実家の松の手入れをして、その足で能登にいき、「梅仕事」をする。
途中で焼き鳥屋かどこかで、竹串をさす仕事でもしたら、まさに「松竹梅」だ。
田舎暮らしは「スローライフ」とかいわれているけど、目に見えないところで、いろいろな仕事が
いっぱいある。それが楽しい、と思えない人は、都会で生活したほうがいいと思う、くらいいろいろある。
「田舎も好き 都会も好き」という少し八方美人のいいとこどり、のようなスタンスでボチボチ歩み始めた感じ。
人生二度なし。

16日(月・祭) 大石 学 ソロ LIVE

演奏:大石 学(ピアノ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

28日(土) もにじん花火大会 らいぶ

演奏:じんじん(ギター)・マツモニカ(ハーモニカ)

17時開場 17時半開演 ドレスコード:ゆかた・甚平 ¥3,000(蕎麦・珈琲 付き)