今年の梅仕事の募集が終わった。40人近い人が「梅干し」「梅味噌」「梅シロップ」「梅酒」
をつくりにくることに、あいなった。能登に「梅仕事」にいく女子たちも・・
先週「梅茶翁」にいくと、出番を待つ「梅」たちがたわわになっていた。梅雨をあびるごとに育つので梅雨という。
都会にいるとそんなこともつゆ知らずに、ぼーっと一生を過ごしていく人がほとんど。それはそれで
「知らぬが仏」かもなんばん。
今年も「梅林ガールズ」たちと、能登の「梅茶翁」に泊まり、梅をとる。そこでは夜が漆黒のように深く、
ふとんに入って寝ていても、外にたぬきとか小動物が歩く足音さへも感じる。人間も動物のはしくれだと
いうことがよくわかる。朝はスマホの目覚ましが鳴る前に、シジュウカラやヤマガラやジョウビタキたちが
起こしてくれる。起きるとすぐに、カフェ(週末のみ営業)のCDのスイッチ。
「The TIME、Now2018」を聴くのがならわしだ。
「梅茶翁」の三輪福さんと岡野浩幹さんのコラボで、「2018年春分からの一年の惑星たちの周波数と環境音
がちりばめられている。今回のCDは「梅茶翁」の梅林の横の小川のせせらぎ音も入っていて、東京で聴く
こともあるけど、音まで「地産地消」で、こころもからだも大地と一体になった気がする。
呼吸を静かにしていると、こころが波打たなくなり、これまでのすべてが、遠い遠い夢の世界のように思えてくる。
明後日は「夏至」。太陽が生まれた日、ともいわれる。この星のあちこちで太陽に感謝しながら、キャンドルを
灯したり、祈りをささげるようなイベントがあまたある。夏至の日の日の出(たぶん4時半くらい)の前は、
この地球という星全体に、α波が広がる、ということもわかってきた。つまり高僧や悟り人たちの「波動」
を感じられることができるらしい。これも知らぬが仏で、ほっとくのもけっこうだが、信じてみるのも、またけっこう。
今日は「書をしよう会」 寒山拾得(かんざんじゅっとく)の寒山は筆を持っている。文殊菩薩の化身だといわれる。
相方が拾得(じゅっとく)。普賢菩薩の化身。そんなことを知らない人は日本人ではない。と高橋義孝先生は
おっしゃった。その高橋先生が贔屓にしていた大塚の「江戸一」で、書の貞本先生と出会った。
今日は「寒山」の日。
明日は「おんなかっぽれ」 明日は実践、拾得の日。ぼくはひたすら「典座(てんぞ)の日」だ。