のとにいくなら寒山拾得美術館

天真庵のHPの「西能登あかりちゃん」をクリックすると、能登の志賀町に
準備中の「寒山拾得美術館」のことがのっている。

池袋に「天真庵」ができたのが1996年。そこから毎年の写真ものせてみた。
「時間が積み重なる」というのは絶対に「お金で買えない」と痛感した。
2007年から押上に「天真庵」を結んだ。店内や二階には同じように「寒山拾得」
の絵や、それに関連する禅的な絵、黄檗山関係の軸など、線香臭い絵や書が
いろいろ飾ってある。20年以上も、そのようなことを続けている、ということだ。

絵や書はかわっていないけど、それを見る自分のこころ、絵や書から見られている自分は
ずいぶん変わってきたように思う。これも「見る視点を変える」ということで、なんでも
「自分にとっての宝」みたいなものが見つかるコツでもある。
お弟子さまたちが、南島原や和歌山の串本や、能登半島や日本海側の港街あたりに移住し、
時々遊びにいくと、「新しい発見」がいっぱいある。
旅は人生そのものだし、旅は哲。ぼくなんてきっと、旅する病?ではなかろうか?

明日の「蕎麦打ち」と「寿司をにぎるかい」が終わると、月曜日から木曜日まで能登。
寒山拾得美術館は、9割できた。あとは生活スペースを掃除したり、少し改装したら、
オープンできる。