能登前鮨を喰らう

能登のは「能登」という素敵な雑誌がある。季刊誌。
先日いった神音カフェで売り切れのバックナンバーが
売られていたので「能登前鮨を喰らう」というのを買って
東京に連れてかえった。その中に「神音カフェ」が
6ページで特集されていた。いって感動、読んで感動。

「きめて」生きている人は、ブレがなくて、いい。そうありたいものだ。

3月は別れの月である。でもおわりは始まり、の月でもあるのです。

お蕎麦のお弟子さまであり、味噌も3年つくっているこが、お菓子をもって挨拶にきた。
旦那様の転勤でアメリカへ移住する。「お味噌といただいた着物・帯をもっていってきます」
とのこと。「元気で・・」といって握手。

今日はベネズエラに移住するこが「のり」を買いにくる。かの地にもっていくらしい。ハイパーインフレで経済も治安も
悪そうなところに、自分から手をあげていく勇気に関心する。世界一殺人事件の多発地域らしい。

みんなそれぞれ役割がきまっていて、与えられた場所で花を咲かせるようになっているのでしょう。
小さくてもいいので、その人らしい花を咲かせてほしい。

近所の「盗人」くんらも、金沢文庫へ来月移住する、ことになった。そばのお弟子さま。
どろぼうを家業にしているのではない。「NUSUMIGUI」というブランドをたちあげ、
けっこう若い人たちに全国的に支持されているファッション家?
押上文庫の文庫ちゃんも珈琲を飲みにきた。
彼が金沢文庫へ移住した場合、店名が「金沢文庫」になるのだろうか?
そんなどうでもいいようなことを、ひとりよがりに逍遥する春。

常識と いうのは堪忍 春眠し           日々是好日