能登では梅仕事の準備が始まる。

水曜日木曜日で能登にいってきた。
11月に梅林ガールーズたちと剪定した梅林のある「梅茶翁」に一泊させてもらう。
タラの鍋といわしの刺身、わかめのサラダ、ごぼうのたいたんなど、能登の豊富な食材が
テーブルに並ぶ。

たらなべや 自薬の酒の 一二杯    ねつぞう

翌日梅林に・・
東京の梅はもう咲き終わった感があるけど、能登はまだつぼみ。
道すがらに、ふきのとうなど春を告げる山菜たちが出番をまっている。
まだ見たことがないが「雪割草」というのがこれから咲くそうな。
冬が厳しいところでは、春はそのぶん、格別なものに違いない。人だけでなく、
生きとし生けるもの、すべて、そう。海超しに見える立山連峰は、人を寄せ付けないほど、白く輝いている。
若いころ、毎年のように立山に登ったことがある。人から「立山しか登らないやつ」といわれたくらい。

帰りに「道の駅 千里浜」によった。「いい道の駅」がテーマ。金沢からいくと、能登半島の「玄関」
のような場所。この道の駅にいくと「なるほど、能登ってこんなところか」というヒントがいっぱいつまっている。
そこに自家焙煎の珈琲豆が売られている。神音(かのん)カフェ。10年くらい前に「ちるちんびと」とかいう雑誌
で見た記憶がよみがえってきた。と同時に「今日はそったくの機やで」という神のささやき声がきこえた。

ちらしを読む。 

「自家焙煎珈琲 八百万の神々の声を音と聞く 古き良き新しき家」

いいかんじ。道順が書いてある。

菅池バス停から国道を下り・・・(略)民家が増えてくる。諏訪神社、バス待合所を左手に氷見方向
へそのまままっすぐ通り過ぎてから、(二本目の消火栓の表示・・・これが太文字)のある角を
右の木立のほうに曲がり、左前角に家のある十字路でお墓の見える右に曲がり、しばらく曲がった
右手にあります。

東京から移住した店主のこの土地を愛している気持ちが伝わってくる。「いくしかない」と思い、
少し迷いながらいってみた。

「つながっている」
ということは「感謝」することである。そんな意味がよくわかる場。   天恩感謝の珈琲タイムだった。