長屋で女史会  男子も熱烈歓迎

先日やった「春画のライブ」は、混浴というか男子も女子もいっしょに
並べて春画の歴史や朗読を楽しんだ。ときどき、「男子禁制」でやるらしい。
女子高の世界は、うわさでしか聞いたことがないけど、すごいらしい。
やはりバランスよく、男も女もいたほうがいいような気がする。

月曜日の朝は「卵かけごはん」。震災の起きた年2011の一月からやっているので、かれこれ7年になる。
東日本の震災311からもそんな時間が経過している。相変わらず、復旧には遠い気がするけど、
原発は動き出し、世間ではオリンピックに向けて前進している。前向きどころか、あさって
のほうに歩んでいるようなことが多い?と感じるのは、自分のへそがまがっているからだろうか?

卵かけごはんが始まって、「卵」に凝り始め、休みになると、千葉や茨木などの農家さんを訪ねたりする日々が続いた。
そして、茨木の八郷(やさと)で若い人らが、まじめに野菜をつくり、にわとりを飼っている生活にふれ、そこで
毎年そばを打つ、というのも年末の行事になってきた。「暮らしの実験室 やさと農場」という。
そこで野菜や卵を注文すると、彼らの手づくりの「新聞」が入ってくる。季節ごとの芽吹きや、雑草取りや土づくり、
開拓、収穫のよろこび、それをこうやっていただく・・・人間の自由で理想的な暮らしが息づいている。
都会にいると、なんでも「お金」が優先する。不幸なことやと思う。しかも不耕。耕そうにも「土」がない。
土をつくっていく、緑をつくっていく、そんなことができないのは、人生を構築することはできない、と、昭和の哲人・中村天風先生が
のたまわれていた。そのとおりだと最近つくづく思う。

今日の「卵かけごはん」は、その八郷の「暮らしの実験室」の卵。平飼い(普通は、工場みたいなところで育てている。)
やし、男子の鶏も入っている檻で、いたすこともでき、有精卵なのであります。餌も無農薬の野菜のおこぼれを食べている。
「なんか黄身の色がうすいボリボリ」とかいうバカもときどきいる。本来の健康的な卵の色はうすいのだ。無理やり飼料
の中にいろんなよけいなものを入れて、「黄金の・・」とか「赤い・・」とかいってそれになにもかんがえず、「おいしそう。。ぼりぼり」
とかいって買わされている人が多い。
味噌汁の実も、八郷の野菜。今日の香のものは「かぶのぬか漬け」。昨日の「手前鮨をにぎる塾」では、魚のほかに
この「ぬか漬け」をのせて食べた。かすみちゃんなんて、合津娘の雪かすみ、という酒をぐびぐび飲んでいた。

この「かぶ」は、原種の種をきちっと保存している農家の人がつくった。今流通されている野菜のほとんどは、「F1種」いうて、
一年きりしかできないように遺伝子操作されているものだ。毎日口にいれるもののことを、ちっとはまじめに考えてみたいものだ。
手前味噌だけど、今日の味噌汁は、天真庵の手前味噌。今年は昨日の美人の獣医さんで終了。101人がつくった。

31日(土) 上原英里シャンソンライブ

演奏:上原英里 (唄・ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

4月28日(土) 「ソボブキ龜樂」

西尾賢(ピアノ/三味線など)
藤ノ木みか(歌/打楽器)
豆奴(おまけ)

19時開場 19時半開演 ¥3,500(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)