今日も味噌味噌 明日も味噌

100匹めの猿の現象よろしく、減少することなく
「菌活の会」(手前味噌つくり)が100人を超えた。
昨日は5人の人が、手前味噌をつくりにきた。大豆と
麹は選択できるようにしていて、お塩は各自でもってくる、
というのがならわしになっている。できあがった味噌も、100人の家
でその家の菌たちや聴く音楽などにより、まちまちの「豆の一生」をおくることになる。
どこか人生に似ている。

クソミソというけど、人間の体は「食べるたべの臓器」みたいなもんや。
口から命のもとを入れ、咀嚼し嚥下し、各臓器をと通り、栄養などを吸収し、血や肉
となり、いらないものは肛門などから排出される。それの繰り返し。クソも味噌も
ある意味では、一物全体、みたいなものだ。排出されたくそは土にもどせば、野菜などを育てる
養分になる。その一連の流れが好循環になっているのが、自然の流れ、というものだ。
それがいろいろ不自然な流れになっているので、人も土も地球も病気がちになっている。

市販されている味噌は、発酵をとめる薬とか防腐剤などが入っていて、それを口からとると、
腸内細菌を殺す、ということになる。天地自然の理、だ。
あまり頭をつかわなくても、わかりきっていることだが、「わかってないつもり」で
いるほうが、都合がいいのか、食育とか健康で持続可能で・・・とかいうような掛け声とは
真逆のことをやっている人が多い。どの世界もそうだ。

そのまま考えもせずに、上からいわれることを「うのみ」にするのが日本人の特徴らしい。
夏の風物詩の「鵜かい」の主役の鵜がアユなどをのみこむ姿を「鵜呑み」というのだ。
あれを見て、「ぼくたちと同じだ」と思う人は偉い。

鵜呑みよろしく、腸内細菌の役割を伝授する。

腸内細菌は人が生きていくために必要な物質、アミノ酸、ビタミン、ドーパミン、セロトニンを作っている。

中学のころ植物を育てる要素を習った。「マグチョンスピクカフェ」と覚えた記憶が残っている。
マグはマグネシウム(Mg)、チョンはC(炭素)H(水素)O(酸素)で、Nが窒素・・・
Sは硫黄やね・・・Pはピーマン(うそ)りんです。Kはカリウム。カフェはCa(カルシウム)とFeが鉄。

これから「卵かけごはん」夜は「順受の会」23年続いている通称「論語の会」だ。
今年は「荘子」を勉強する。たぶん、23年の中ではじめて荘子を勉強する。23年後にこの会
が続く保証はないので、今年のこの会はおすすめ。
明日は「書をしようかい」。お店の看板を揮毫してくれた貞本さんがやってくる日。