手前味噌自慢

昨日は四国の愛媛から仙人みたいな人がきた。
天真庵で大人気の「黒豆」とか「もち麦」とか「裸麦茶」を作っているMさん。
その道では有名な重鎮さんである。

お店を始めてからの付き合いなので10年を超えた。でもお互いに忙しい、というか、
はじめてお会いした。でも話をしていると、「つながっていた」という感じがすごくしてきた。
寒山拾得の絵を描く南條さんとも同郷だし、南條家の古い歴史などもよくご存じで、100回
かそこら酒席を共にしても気づけないないような、そんな関係が構築されたような時間だった。

人ははやくもおそくもなく、出会える時にちゃんと出会うものだ。

今日は日曜日なので16時閉店。

明日の朝は「卵かけごはん」  昨年仕込んだ麦をそろそろ開けているころで、各地で「手前味噌自慢」
の花が咲き始めていると思う。少しめんどうなことをするけど、なんでも「お金で買う」のと「自分で
造る」というのは。くそとみその差ではなく、その人らの間には、大河が流れていると思う。

ネットなんかで、「知識」というもんは、すぐに手に入る。でも大事なんは「自分でやること」。
昔からそれを「見識」という。

明日の夜は「長屋で女史会」 だいたい歴史というもんは、時の権力者の立ち位置から、「男」目線で
勝手なことを書いてあることが多い。この「長屋・・・」は、女性史を真ん中に置いて、歴史のなぞときを
やっているような感じ。

火曜日は「英語でそば会」