本日は、国貞雅子さんのライブがあるので16時閉店。
天真庵を押上に結んで開いて・・をしたのが2007年4月1日。オープニングパーティー
は、きっかけをつくってくれた陶芸家の升たかさんとか、渡辺愛子さんなどがきてくれた。
大阪出身の愛子さんがカウンターで焼いたたこ焼きは、「さすが焼き物で飯くってる」
というレベルだった。あの味だと、飯がくえる(おかずになる)し、それでプロとして飯も
喰っていける、そんな感じがした。あれから11年が過ぎた。
「一年もったら、ジャズマンたちを呼んでお祝いしてあげる」と、親友のワカこと吉若徹さん(2010年に旅立った)
が、呼んでくれたジャズのメンバーに国貞雅子がいた。依頼、毎年ライブをやってくれるよいうになった。
2011年震災の前日か前々日に、ご近所のジャズドラマーのセシル・モンローが、
大石学さんのCDを持ってきて、「大石さんが天真庵でライブをやりたい、といっています」と、
冗談のようなことを、のたまった。すぐに実現。そのライブが終わり、墨田ジャズフェスの休憩時間に
セシルと大石学さんがカウンターに座り、「クロキリ」のオンザロックを飲み、次のステージに向かう時、
「オオイシマナブをよろしく」といってセシルが頭を下げた。それがセシルとの最後になった。
夏の終わりに千葉の館山の海で黄泉の国まで泳いでいかれた。
その後、国貞さん、大石さん、N響の山根さん、という天真庵のライブの柱になってくれてる3人が、同じ音楽の
先生の弟子であることが判明し、下関から恩師を呼んでライブをやったり、こちらから下関にいって、
ライブを聴いたりという不思議な交流が始まり、今にいたっている。
「縁」(えにし)とはほんとうに妙なものだ。
「明日は日曜日なので16時閉店。昼の二階ではまーくんの気功整体「満つまめの会」
先日まーくんに「頭蓋骨の歪み」を調節してもらった。認知症の防止にもなるらしい。
なんか頭がすっきりして、思考能力がアップする感じ。昨日はTQの山田先生がカウンター
に座り、相変わらず時代を先取りするような不思議な話を機関銃トークしていかれたけど、
「ふん」と丹田にストンと落ちた、そんな気がした。反対に山田先生のほうがまーくんとか
「うめ星」に興味をしめした。HPの「うめ星」のところに、南天ともみじを10月27日にいれた実験
の写真をのせた。12月5日の段階。今もカウンターの上に、うめ星入りのかえでが、手を元気に広げている。天恩感謝。