アメージング グレース

ラジオから、流れている。クラシックカフェ。
なんとなくクリスマスモード。世界的に親しまれて
いるこの曲のもともとは、「奴隷船の船長」の歌。
人間の不条理な欲望の根源の悲しみ、みたいなものが人のこころを打ってきたのだろう。

最近の日本とアメリカの関係も、どこか奴隷船の時代を彷彿させるものがある。
アフリカに武器を売る。敵に売り、味方に売って「ニバーイ ニバーイ」
とかいって高見山みたいに喜ぶ。負けたほうは、奴隷船にのせて安い労働力の確保する。
金や珈琲など自国にないものは、「ほぼただ」のような安価で仕入れ、それでまた商売にする。
トランプのいつもスイッチの入った猿みたいな顔を見るにつけ、そんな時代の再来か?
と思ったりする。あべちゃんももう少しがんばらないと、一億総活躍どころか一億総奴隷のような様相である。

なんとなく年末モードになってきた。政治とか世界の情勢や日本のこれからを思うと、暗くなることしきり。
こんな時は、大掃除でもして、こころもリセットするのがいいし、そんな季節である。
昨日は、包丁を研いだ。蕎麦包丁は一丁しかないのだが、出刃が3本、柳が2本、蛸引きが1本。
来年は今年以上に能登で仕事をすることになりそうだ。以外に「蛸引き」が活躍するかもなんばん、
と思い、いつもより時間をかけて研ぐ。「無」になる時間。

明日は「国貞雅子ライブ」があるので16時閉店。(満席ごめん)

来年は国貞さんのおやぶん、ピアノの国定忠治?  大石さんのピアノが「ことはじめ」という豪華なスタート。

27日(土) 大石学Duoライブ

演奏: 大石学(ピアノ)・三輪知可(ヴォーカル)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)