本日はタイムドメイン

昨日は「順受の会」の忘年会だった。
静岡に移住された「自然塾の塾長」も一番先に元気にやってこられた。
三重からも2名みえた。
ひとりは「伊勢神宮の神域で「ひもの塾」をやっておられる社長。
ここのひものを食べると、「これまで食べてきたひものは、負もの?」
と漢じるくらい、スゴイ。
ご自分は一滴も飲まない下戸でありながら、忘年会には焼酎を二本持参される。

成功する人は、自分でつくったものやコトを、人に施すことを自然にできる人が多い。(ケチも多いけど・笑)
お金とかそれで買うものだけじゃない。彼は笑顔もたくまざる慈悲にあふれている。
和顔施。禅語の言葉の説明をする必要のない人だ。

結んで開いて・・・という歌は、そんな成功する人のコツを教えてくれる歌だ。
♪結んで開いて 手を打って 結んで また開いて 手を打って その手を上に・・・

自分のものだと、ぎゅっと手を結んでも一瞬。手を開いて はなしてあげると、それは永遠なのかもなんばん。

22年続く会。その前から無駄のない縁で紡がれた人たちが、月に一度集まって
論語を勉強し、酒を酌み交わしながら、それぞれの「今」を語る一期一会。
23年目の来年は荘子を勉強。荘子は読めば読むほど、「こころが開く」という感じが
実感できる。こんな閉塞感ただよう時代に「そうしたくなる」ヒントがいっぱい。

今日の夜は「タイムドメイン」。この会も池袋時代からやっているので15年以上になる。
タイムドメインの理論でつくられたオーディオを聴く会。
いっしょに飲みたい酒、いいしょにつまみたい酒肴、いっしょに聴きたいCDを持ち込む。
「おいしいものを食べる、よりも、おいしく食べる」を感じる会。
おいしく食べるコツは、気のおけない友達といっしょに食べることだ。
いい友達をつくるコツは、自分がまず、いい友達になること。

昨日の昼間、IT時代の友達社長がほぼぶらじるを飲みにきた。
席の後ろにある「POP」(ぼくが筆文字で落書きしたもの)を読んでいた。こんなことを書いてある。

「運がつく方法は?
その答えは、「うめ星」を自分流に使いこなして、受け身(無為自然)になること・・(略)」

飲み終わるころ、「うめ星を妻のクリスマスプレゼントにします」といって買っていかれた。
聞くと、今年重い病気をして入院され、奥さんの大事さを知った、とのこと。
友の遠方よりきたるあり。またうれしからずや、だ。悲喜こもごもの年が暮れていく。感謝。