まつのよ

そんな雑誌があった。大本、だったと思う。
松は、まちなさい、待つことの大事さを教えてくれる。
長崎のお茶会は、ひさしぶりに松露饅頭をお茶うけにした。
床の間には「楓橋夜泊」が飾られ、その下には渡辺愛子さんの「蹲(うずくまる)」に南天が
投げ入れられていた。ふたりが東京から南島原に移住して、充実した生活を垣間見れて、満天をあげたい気分だった。

酒蔵の南洲さんの詩は時間がなく、ゆっくり読めなかったけど、「偶感」と同じような西郷どんの「哲」
を感じるような書だった。

「偶感」
幾たびか辛酸を歴て志(こころざし)始めて堅し、
丈夫(ぢやうふ)玉碎すとも甎全(せんぜん)を恥づ。
我が家の遺法人知るや否や、
兒孫(じそん)の爲に美田を買はず。

地方にいくと休耕田がやまのようにある。痴呆症になる前に、自然と親しみ
田舎で暮らす人が増えていけばいいとつくづく思う。感謝。

今日はこれから「焙煎教室」二階は「満つまめの会」
午後は「無茶しぃの会」  東京の生徒さまにも松露饅頭ばくってもらおう。

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