はるか遠くから飛んできた

おそばのお弟子様が、「とべとべくさにいってきました」と報告にきた。
「何か買った?」と聞いたら「迷ったけど、買わなかった」とのこと。
「居・今ここの縁を人やモノに感じたら、買っておくほうがいい、場合が多い」ことを告げる。
このあたりの妙味がわかってくると、人生は10倍楽しくなる。
しかし、帰り際に、「碁守り」を買って、その中に「うめ星」を入れてかえられた。
「これから」が楽しみだ。

前後して、そばのお弟子様で一番若いはるかちゃんが、背の高いイケメンの彼をひきつれて蕎麦を手繰りにきた。
「今日横浜で入籍してきました」とのこと。さすが面食い、素敵な彼をゲットしたもんだ。
彼には「育ての親のような人たちがやっている蕎麦屋」と紹介したらしい。「ふつつかな娘ですがよろしく」
と挨拶して、親戚がまたひとり増えた気分。彼女は初日からぼくのことを「おとうさん」と呼んだ。
「師匠とか、だんなさん、とかいうんやで普通は・・・」というと、「そうなんですね、おとうさん」と答える。
明るく屈託のない笑顔が人間国宝級の女子である。

その後で、たっくんが七五三を亀戸天神でやってから、両親と挨拶にきた。ピカピカのジャケットにネクタイを
〆て、なかなかかっこいい。おなかの中にいたころから天真庵のカウンターに鎮座していた子が、しゃべるようになったり、
ネクタイをしめたり、蕎麦を手繰ったりする。10年とは、実に不思議な時間軸だ。

今日の夜は「ゆるゆるヨガ」 そばのお弟子さまで、そろそろ師匠より上手なくらいベテランのかすみちゃんが、
チカさんのピンチヒッターでヨガをやってくれている。チカさんも先月末に元気な赤ちゃんの母になった。

明日は日曜日。日曜日は16時に閉店して、「蕎麦打ち教室」「気骨のすし大学」