今朝は朝刊が休刊日。
ぼくは、休肝日はもうけたことがない。成人する少し前(だいぶ前?九州は15歳くらいから飲む?)
から、毎日飲んでいる。
蕎麦を打ちながらラジオの天気予報を聞いていると、今朝は朝焼けが見えて、そのことわざのように、夕方から
下り坂になる、ということだ。
人生にも、下り坂と上り坂があり、「まさかの坂」というのもときどきあるらしい。
前のふたつは、経験とか運とかが左右しながらもどうにか過ごしていける。「まさかの坂」が
来た時は、その人の「人間性」が大きく左右する。らしい。そんな本をどこかで読んだことがある。
今日は「長屋で女史会」がある。ものほんの女子大の先生が、日本の歴史を「女性」にスポットライト
をあてて、蘊蓄たっぷり、酒席にぴったりの、ちょっと女子大には聞かせられない話をしてくださる。
多士済々の人たちが、生徒としてやってくるし、かなりおもしろい寺子屋になってきた。
明日は「ちんぷん漢文」の日。
「古典」が苦手だった、という人が多いけど、文人たちに中国の文化はあこがれであり、実に奥深い
ものかかがよくわかる。お米といっしょで、かめばかむほど、おいしくなるし、血や肉になっていく。
これから「卵かけごはん」。ごはんと味噌汁とお漬物。それだけあれば何も足すことなし。
「足るを知る」の日本人の原型みたいな食事。
なさざればくわずというかあなかしこ 何をなしてか我はくらへる
ある芸術家の歌。古今東西を問わず、みんな飯を食う、ということで悩みながら生き、死んでいく。感謝。