敗戦72年

今日はそんな日らしい。今朝の一面にそんなことが書いてある。
その下の本の広告に「この世界の片隅に」が100万部突破とある。
戦争体験者が少なくなり、戦争を知らない人たちであふれているけど、この本を原作
とした映画は、今風のクラウドファンディングなどを駆使するなどして、大ヒットした。
浮雲急を告げる危うい空気を感じた人たちの「このままでいいの?」という時代感を反映したのだろう。

昨日は「卵かけごはん」だった。朝のブログで「本日の漬物は、隕石ぬかづけ」と書いたら、
それを見たご夫婦が初めて、のれんをくぐった。隕石の引力は、やはり地球ではないレベル?

天真庵の建物は、72年前の3月の「東京大空襲」で焼けた跡に建てたもので築72年。
何もない時代に、あるものをかき集めて、簡素に立てた、というのがいい。

400年前に茶の経典「南方録」にこんな有名な言葉がある。

家ハ漏らぬほど
食ハ飢えぬほどにて事足れり
薪水を己で運び ただ湯を沸かして 茶を点てて
仏に供え 人にもほどこし 吾ものむ

400年後の今・・・そんな「哲」が日本人の暮らしにいきているのだろうか?

本日はまーくんの「満つまめの会」。

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