今日は広島に原爆が落ちてから72年。
その年の3月に東京大空襲があり、天真庵のところにあった建物は
焼け、その年に今の天真庵の建物がたったらしいので、築72年になる。
昭和も戦争も遠い昔の話のように思えてくるけど、今だに核は減らないし、
どころろか北朝鮮からいつ飛んできてもおかしくないような今日このごろ。
きっと、この星の歴史の中では、いきつくところまでいき、人類が全滅したことが
一度や二度ではないのではないか、という説もある。なんども生まれ変わってきた、
という転生輪廻よりも、「うん」と納得しそうな話。
けっこういきずまり感が、どこみてもはっきりくっきりしている。
でもこれまでの歴史の中で、「そんなどん底」のような時に、新しい芸術が生まれたり
するのも確か。なにごとも「はんぱ」で生きていたのでは、大成しないということか。
お弟子さまたちが、紀伊半島や島原半島や能登半島など「半島」に越して、新しい生き方に
挑戦しはじめた。半島というのも、土地的には「いきずまり」である。でも覚悟をもってその土地
に生きてみると、きっと、だからこそ、その土地でしか味わえない幸福感があるに違いない。
昨日はまーくんの「満つまめの会」だった。82歳になるおばあちゃんがあいかわらず、チャリンコを
とばしてやってくる。おじいちゃんが残した会計事務所を、ひとりできりもりしながら、毎回の食事
は自分でつくり、しかも近くの独居老人のかたたちにおすそわけする、のが日常らしい。
終戦より10年先輩の彼女のいきざまに、学ぶところ多し、だ。
今日は日曜日なので16時閉店。それから「粒々皆辛苦のそば打ち道場」
こつこつと毎日やってきたけど、最近はいろんな土地でそば会をやらせてもらったり、お弟子様が
各地でそば会をやりはじめた。ついに今週は「能登そば UFO」が完成した。♪ユッ・フォー
明日は「卵かけごはん」(8-10)夜は「長屋で女史会」
明後日は「チンプン漢文の会」
水木が「そったく珈琲塾」&「無茶しぃの会」