火薬と加薬 中身の説明が・・

おとといのブログのタイトルだったけど中身の説明がなかった。
だいたい、一度書いたものを読むこともなければ、誤字があろうが、
つけたしがあろうが、おかまいなし、という「朝の落書き帖」という感じでブログを書いている。

かやくごはん、というのは、薬になるようにいろいろ体にいい食材を入れてつくるので「加薬」という。
先日、お弟子様のひとりで、岐阜の春日茶をやっているだいきくんが、ドクダミ茶と薬草茶を
もってきてくれた。界隈の山では、織田信長さまが、薬草の研究をやらせていたとこらしい。
体にいいことと、もうひとつは、武器の「火薬」のほうの研究もそこでやっていたらしい。

ものの本によると、昔から「薬草茶の代表」みたいに言われているけど、ドクダミ茶は、毎日とると
陰性なので体を冷やす、とのこと。何事も「過ぎたるは・・」である。でも春日のドクダミ茶を
黒豆茶とはだか麦茶といっしょに薬缶で煮て、冷蔵庫で冷やすと、体が「ああうれし」といってくれる。

昨日は「普茶料理の会」があった。世界的な建築家・白井晟一さんゆかり京都の大学出身の建築家
たちが、年に二度集まる会だ。幹事はじゅんぐりに代わっていく。言いだしっぺのF氏は、ぼくの
お茶のお弟子様でもある。昨日は彼は仕事でこれず、かわりに絵をおいていった。埼玉の小川町をスケッチした絵で
かの地で個展もやったし、先週はアメリカから彼の絵を買いにきた女性もいた。

白井晟一さんは、うなぎが好物だった。というので、昨日は能登の梅ぼしとこんぶとうなぎで、「ひつまぶし」
をつくった。気のおけない友達と食事をする。「おいしく食べる」の基本の基本。
Fくんもそうだけど、昨日はもうひとりが自分でつくった枝豆ととまとを持参してくれた。
どんな職種であっても、「衣食住とつながっていく」観点で仕事をしないと通用しない時代である。

今日の夜も、大人数の「普茶料理の会」  典座になった気分で、精進していきたい。といいながら、
暑いので、ビールを昼間からグビグビやったりする毎日。日々是好日。

明日は「墨田花火大会」   15時で閉店。17時から「ライブ」