縄文ドリポット 真脇遺跡にて発見 歴史的な快挙?

昨日は「大石学 ピアノ ソロ ライブ」だった。
セシルモンローを忍んで、「クロキリロック」をしこたま飲んで、
気がついたら、夜中の一時半だった。「語りつくせど、飲み足らない・・」そんな夜だった。
朝蕎麦を打ちながら、新作の「アール・グレイ」という電子ピアノのCDを聞いた。
二日酔いの頭を、さわやかな風が流れていくがごとく。寝苦しい夜にオススメ。

昼間はやはり猛暑で、ウチミズヤン(自動打ち水装)」が大活躍した。
3日目になり、水の吸い上げ速度能力が向上?したのか、少し油断を
すると、焼き締めの器の水が干上がってしまう。

押上文庫くんが、蕎麦を手繰りにきた。特許申請中?のウチミズアンの
ノウハウを伝え、特殊なタオルを進呈した。きっと今日あたりから、
古備前か常滑の器に水をためたウチミズヤンが、押上文庫の店先に登場するに違いない。

この7月から「珈琲ドリポット」が「縄文ドリポット」に名前を変えた。
能登半島に真脇遺跡という縄文人たちが長いこと「楽園」にしていた遺跡がある。

天真庵のHPの「遊山」というところに、昨年真脇にいった写真がある。先週三輪福さん
から写真がおくられてきた。昨年、縄文住宅の柱を、昔の土器を使ってほった。
そこに、縄文住宅が完成した写真。
自然によりそった簡素な生活。それは、昔の話というより、「懐かしい未来」だと思う。
その住宅の写真の片隅に、ドリポットが・・・
この写真を見て、「縄文ドリポット」の名前が浮かんだ。

今日は「タイムドメイン」
縄文時代の集落は、50人規模。それが「国家」の適正な大きさだったみたいだ。
一番偉い「宰相」という宰という字は、包丁の象形文字らしい。ものの本にそう書いてあった。
つまり、イルカとか、みんなで収穫したものを、包丁でさばいて分け与える、という器量を
もっていた、そんなことらしい。能登には総持寺の「もと」がある。
そこを切り開いた道元さんは「典座」(てんぞ)の心得の本を残した。
典座、とは、寒山拾得の拾得の役割。修行する雲水たちの食事を担当する係。
今日は、典座みたいな仲間が、いろいろな食材やCD、酒を持ち寄り、
与(とも)に楽しむ会。感謝。