二階で「一日一組限定の普茶料理の会」をやっている。昨日もほぼ毎月
きていただいてる人たちの会。
基本的に4人まで。大皿に精進料理を盛り付け、4人がおなじものを
分けながら食べる、というスタイル。しめのそばも備前とか伊万里の大皿にのせる。
珈琲も濃茶よろしく、抹茶茶碗に入れ、まわし飲む・・・ウソ。
久保さんの白い珈琲カップで飲む。
久保さんの「しろい器」。ひらがなでかくと、江戸っ子には「広い器」を連想するだろうが、
「白い器」。最初はドリップのない器、豆皿、ショットグラス風、などが中心だった。
天真庵の珈琲カップは、HPの表紙で、目をつむっておいしそうに珈琲を飲んでいるあの人が
手にもつ器。デミカップも月曜の「卵かけごはん」の時に大活躍している。
「普茶・・・」の時は、玉露か煎茶か煎り番茶を、「小さないがんだしろい器」にいれてますは「茶礼」。
最初のころは、茶たくに煎茶茶碗をのでてのスタイルだったけど、少しピリッとしすぎる
ので、ラフなそんなかたちに変えた。先月二階で結婚式らしきものをやってくれた「NUSUMIGUI」の
アトリエでは、ハーブティーを久保さんの「小さないがんだしろい器」で供される。
そこでそんな風におもてなしを受けた女子が、今月近くに「つながる」というカフェをオープンさせる。
今はやりの「甘酒」を、同じように久保さんの「小さないがんだしろい器」でだすらしい。
利休さんからお茶を習った古田織部が、アバンギャルドな器やしつらえをして、新しい時代を
つくって今でも「ひゃうげもの」としてマンガになったけど、「無茶しぃ」たちが、その時代
時代にあった新しいスタイルでお茶を楽しむ、そんな時代が目の前にきているような気がする。
今日は「タイムドメインの日」持ち寄りパーティー。この会からも、お茶やそばのお弟子さま
がでてきた。みんな気楽にやったらええ。ただし「基本」が身についていないと、自分だけで
完結しないので、長続きしないやろうけど。どの世界も一緒。「修・破・離」」(しゅはりが大事)