朝ごはんの王様

昨日で「染めもん展」が終わった。最初にこれを始めたのは、
富夢さん、こと、野村富造さん。2011年に突然旅立たれた。
ろうけつ染の名人で、大事な茶会などがあるときは彼の染めた
着物をきる。背広を着ていた時代も、ろうけつ染めのネクタイを
は、「今日が肝心」という日の戦闘服やった。

夏はその富夢さんが描いたTシャツなどを着ることが多い。
昨日はかっぽれ仲間のKさんが、骸骨を描いたTシャツを買っていかれた。
「いいな」と思っていたけど、「死神Tシャツ」や「寒山拾得Tシャツ」を
着ていると、ときどきおまわりさんに呼び止められたりするので、あきらめた。

先日、新聞社の取材のときには、河野さんがつくってくれた作務衣を羽織った。
背広でいういわゆる「スリーピース」風に作っていただいた。大変気にいって
いて、だれかの葬式でも呼ばれたら、着ていこうと思っている。誰がはやく逝かない
かな・・・なんて

今日は月曜日なので、8時から10時まで卵かけごはん。
手前味噌で具たくさんの味噌汁、自家製の香のもの、平飼いの卵、
ごはんは「元気つくし」です。醤油は天真庵の「かえし」。ふりかけも自家製。
簡素な朝食やけど、ちゃんとした卵かけごはんは、「朝ごはんの王様」やと思う。

12時以降は「満つまめの会」 最近pcやスマホの使い過ぎで、体の気
の流れが悪い人が多いみたい。これもちゃんとしとかないと、知らない間に
免疫力の低いからだになっていくみたい。元気の気、は大切やね。

夜は「普茶料理の会」がある。「普(あまね)く大衆に、茶を施す」という願い
をこめて、隠元和尚が中国から長崎にきて、その後京都の宇治の黄檗山から
広げていった精進料理。魚とか肉を食べなくても、元気の源になるのですバイ。感謝。