世界遺産のようなライブ。

昨日は、ギターの富川さんとピアノの岸本麻子さんのライブだった。
「ライブ」というのは、CDを聴くのと、圧倒的に違うのは、お客さん
を含めて、「その日の風」みたいなものを体現できることだ。それぞれに、感じ方
が微妙に違っているかもしれないけど、その日の体調とか天気とか、酒の入り方とか、
いろいろおりまぜられた「空気」をいっぱい吸える、のがいい。昨日はブラジルの風を
感じた。素晴らしいライブやった。しめの「ほぼブラジル」の味がさえた?(自分は酒しか飲んでいない)

岸本さんは「福岡出身」とあった。名刺を交換して、「福岡のどこね?」と九州弁で
尋ねたら、「福津市」とのこと。ぼくが住んでいた時は、福間、津屋崎と別れていたのが
「福津」になった。津とは港のこと。どちらも海がきれいなとこ。

今朝の新聞に「沖ノ島が世界遺産になる」という記事があった。ぼくの実家は、福津の
となりの「宗像」。宗像大社の神域である。宗像大社は、アマテラスさんの三女を祀ってある。
長女が沖ノ島、次女が筑前大島、三女が宗像の玄海町に祀られてある。それら全部を世界遺産に、
と申請したらしいが、沖ノ島以外が却下されたらしい。ある意味よかった、と個人的にはホッと
している。ときどきかえる「田舎」に、観光客が浅草みたいにピーチクパーチクしているような
光景はぞっとする。少し小高い場所にいくと、古墳時代そのままの景色が、宗像のいいとこ。
目先の経済効果のそろばんをはじくより、その場所の「あるべき姿」を、地縛霊さんたちと相談して
きめるのがよろし。

素朴な疑問。そんなわけで、三女神がおられる宗像大社、その長女がおられる沖ノ島は、
今でも「女人禁制」の島。男も島に入るときは、素っ裸になって「禊」をするならわしがある。
そんな場所が「世界遺産」になって、どうやってそこにいくのだろうか?
住んでいるのも、宗像大社の神職さんが交代で、お社をお守りしているはずだが・・・??

今日は通常営業。夜は「インヨガ」。

“世界遺産のようなライブ。” への2件の返信

  1. 野村さま

    先日は、大変お世話になりました!
    こまやかなお心遣いと、天真庵の素敵な空間の中でとても気持ちよく演奏させて頂きました。

    お蕎麦もコーヒーも、とっても美味しかったです♪
    次回は、カウンターでゆっくり飲みたいと思いました。地元でも、またお会いしたいですね!

    ありがとうございます!

    岸本麻子

    1. 丁寧できれいなハガキもありがとうございました。
      地元にあなたのような素晴らしいアーチストがおられるのは鼻
      がたかかです。感謝・野村
      またお会いしましょう!

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